作曲と需要 20/12/05雑記
結構昔
そもそも楽器を弾ける人が自分で弾いて聴かせればいいので、歴史的には作曲家というのは必要ないというのが入り口となる。
そこに、弾く人、聴く人へ、こんな曲がありますよ、と自分の作った曲を人に売り込むと作曲という商売が出来てくる。
今
現代の商用においては様々な媒体において、BGMが必要とされる。
また、シンガーにも曲が必要なので、そこでも作曲の需要が生まれる。
どちらにせよ、パソコンを使った音の構築は制作では昨今では必須能力だと思う。
種類
日本においての商業作曲家は、
なんらかのコンテンツから依頼されて作る事が中心の人がほとんどだと思う。
シンガー、映画、テレビ、CM、映画、ゲーム、舞台、など。
自分はこれをクライアントワークと呼んでいる。
また、自分から制作する事もあると思う。
今の自分だと量産してるピアノ曲のやつだ。
これをオリジナルワークと呼んでいる。
この10年程、自分は作業の98%くらいをクライアントワークで仕事をしてきた。
有り難い事に作業が途切れるような時期はほぼ無くここまで来た。
けどふと自分を振り返ると全てがオーダー通りに作っている音楽で、
それ以外が全く無いのもどうなんだろうってちょっと思い始めてました。
この先同じように自分を振り返った時、ちょっとくらいオリジナルワークがあってもいいのではないかと。いや、あるべきなんじゃなかろうかと。
そんな気持ちでピアノ曲のはやっとりますです。