楽器の音色の考察②

先日の音色の考察に関して、 ドレミをどの楽器でやるかという話でしたが、 同じ位置のドレミでも、楽器によって印象が違います。 例えばおへその位置の1番真ん中のドレミで考えると、 以下は自分の主観ですが、 バイオリン→安定 ヴィオラ→安定 チェロ→高めだけど安定 コンバス→高め フルート→低い、不安定 オーボエ→低い、けど安定 Eホルン→安定 クラリネット→安定 バスクラ→若干高い、安定 ファゴット→若干高い、安定 ホルン→安定 トランペット→若干低い、安定 トロンボーン→ほんの少し高め、安定 チューバ→高め ティンパニ→ちょっとおかしい マリンバ→普通 ハープ→普通 ピアノ→普通 と、これ全部同じ音程ですが、随分と印象が違います。 同じ音程なのに高めとか低めとか、面白いですよね。 これを心象上の高さと言いますが、 オーケストラの音域自体は、ピアノでほぼ全部まかなえてしまいます。 けどそこにそれ以上の音域の幅を感じるのは、 もちろん両手以上の音を一度に鳴らせるのもありますが、 こういった色んな楽器がそれぞれの印象を持ち、 それによって音域が拡大されたかのようにすら思えるからだと思います。 ​

ラヴェルのボレロがすごく良い例で、 譜面載せときましたが、 このメロディ、最初フルートの低い音域から始まってるんですよね。 ピアノやバイオリンとかでやったらなんでもない音域ですが、 フルートだと低いです。 音自体は低い音域じゃないのに低いと思わせる巧妙さ。 そのあとも同じ音域なのにファゴットにムリにやらせて今度は高いとか思わせるお手本のような良いチョイスをして来ます。 明らかに意識して安定と不安定を選んで書かれていますね。 なんかどんどんオーケストレーションみたいな話になってきちゃった、 じゃあ今度は楽器を同時に鳴らしたらどうなるんかいって思い始めるので、 それはまた書きたいと思います。

Featured Posts
Recent Posts
Archive
Search By Tags
カテゴリー
関連記事

© Fukagawashota All Rights Reserved