Modern Scoring Strings 感想

3週間ほど使った現在の所感を記したいと思います。


・奏法の切り替えがラク [◎]

ひとまず自分の使用するLogicにおいてです。

説明書見ると他のDAWもそうなのかもしれませんが把握できておりません。

用意されているパッチ側のSnapショットとLogic側のアーティキュレーションを選択すると、

それだけで膨大なスイッチに簡単にアクセス出来るようになります。


また、レガートからトレモロ、トリルなど奏法の切り替えも繋がりがどれも全く違和感を感じません。

これは本当にすごいです。

このフラストレーションをよく理解していて、だからこそ入念に調整されたのではと苦心が感じられるくらいです。


・奏法が細かい [◎]

スタッカート(4種類)、スタッカーティシモ(4種類)と奏法が細かく分かれています。

ようやく思い描くフレーズが全て表現出来るようになってきたかと思います。

駆け上がりなどのスケールに関してはそれ専用のスケールパッチが用意されているので、

MIDIノートのレガートとは一線を画すレベルの表現が実現されています。


・重い [×]

ひとつのパッチで3GB前後と読み込み容量はかなり食います。

ストレス無く使うにはSSDはマストどころか相当速いSSDが必要です。

※これに関してはスターターは小さいパッチもあるっぽいですがまだ使ってないです。

また、体感的な話ではありますが挙動的にも相当重い方のシンセです。

CPUかなり食います。

立ち上げるのが少し億劫になるレベルです。


・レガートがイマイチ [△]

これはちょっと期待が大きすぎたのか自分のイメージと違ったのか。。

ただ動画の曲でも少し感じられるようにタイミングも少し遅れ気味に聴こえたり、

残念ながらレガートは期待を上回ってきていません。

自分の使い方もなにか間違ってるのかもしれませんが、今の所そういう印象になってしまっています。


・なんかシンセ感がある?[△]

リアルな音源には間違いないのですが、

なーんかちょっとシンセ臭い雰囲気が全体的にまとわりついてるような気もします。

ただ原因が何なのかはよく分かって無くて、音質がなのかなぁ。。


・他の楽器と混ぜると存在感がイマイチ [△]

今回の曲のように弦だけ、もしくは弦メインだと良いのですが、

他の楽器と混ぜるとどことなく抜けてこないです。

埋もれてしまう感じがします。

EQ等で調整が必要だと思います。

重いシンセなのに存在感が無いと悲しいです笑


・Look Aheadがなんだかよく分かってない [?]

自分が理解できてないだけなのかもしれませんが、

divisiを使用した時遅延するのがデフォルトで仕様のように扱ってるようです。

しかし遅延が40とパッチ上で表示されててDAWで-40としてもなんか合ってない感じがして、

正解がよく分かってないです。

今までのModern Scoring BrassのLook Aheadともボタンが無かったり少し違ってるようで、

現状なんだか釈然としていません。


まとめ=なんだかんだ良い [◎]

良い悪い色々書いてきましたが結局自分的には作曲家視点で作られた意欲作の音源です。

豊富な奏法を駆使して作り上げれば今までとは別次元の制作が期待出来る音源だと思います。

レガートはこれ今後修正入るんじゃないかなぁ。。?


しかし前述の重い、や、それなりに制作に時間をかける音源だと思うので、

あまり万人向けでは無いと思います。

これを使えば簡単に自分の音楽のクオリティが上がるかといえばそうでは無い気がします。

というのもそれはやはりある程度はしっかり作り込む必要が前提にあり、

弦が好きでその手間を惜しまない、みたいな方には向いてるんじゃないかと思いました。

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